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プロフィール
じん きょういちろう
神 恭一郎
Jin kyouichirou
生年月日:4月19日
性別:男性
俳優:中康治
声優:野沢那智
神谷明
  

神 恭一郎(じん きょういちろう)は、和田慎二漫画『神恭一郎事件簿シリーズ』と『スケバン刑事』、及びそれを原作とするOVAドラマに登場する架空の人物。

概要 編集

1973年、『別冊マーガレット』8月号掲載の短編「愛と死の砂時計」でデビューした、和田慎二の漫画に登場する長髪の私立探偵。元々は「銀色の髪の亜里沙」の悪役として登場する予定だった。当時、長髪の美形キャラは非常に珍しかったことから、主人公を差し置いてファンレターが集中した。その後も推理もの短編の主要キャラとして登場し、和田の代表作となる『スケバン刑事』で主役の麻宮サキと並ぶ準主役となった。

人物 編集

優秀な私立探偵である。警察の上層部にまで名前が行き渡り、捜査を指揮することが可能。また上流階級の人々にまでその名前が知られており、依頼を受けている。世界中にも友人が多い。

長身であるとともに、腰まで届くような長髪の持ち主。常に眼鏡を掛けているが、はずすとものすごいハンサム。ただし本人はそのことをあまり嬉しく思っていない。そのくせキザであり、すぐに女性(美人限定)をくどく癖がある。また説教癖も見受けられる。うまいものに眼がない。コーヒー党であり、ブルマンを立て続けに飲む。

現在は私立探偵事務所を開いている。助手は友人であった西園寺京吾の婚約者、海堂美尾。そして身の回りの世話をしているスガちゃんがいる。二人とも事務所に住んでいるものと思われる。

登場作品 編集

  • 愛と死の砂時計(『別冊マーガレット』1973年8月号)
  • オレンジは血の匂い(『別冊マーガレット』1974年12月号)
    • ヨーロッパへ留学中に行方不明となった貿易会社社長の娘・麗子。親友であった淳子は麗子の消息をつかむため、麗子の父、母、兄とともにイタリア・ベニスにへ駆けつける。そこへ登場したのは、淳子の父親から頼まれてボディーガードの依頼を受けた神恭一郎。麗子の友人であったカメオアクセサリー専門店の若き店主カテリーナ岩本が渡した手がかりにより、麗子の家族は別々の国へ飛んでいき、淳子と神は留守番を引き受けることに。残された3人、特に神とカテリーナは中を深めていく。しかし麗子の家族は探索先の国々で次々と殺されて行く。カテリーナは『スケバン刑事』第2部でも神の回想に登場する。
  • 左の眼の悪霊(『花とゆめ』1975年13・14号)
    • オッド・アイの持ち主である樹ノ宮ケイが、織永家の跡継ぎ候補に選ばれた。鑑別所時代からの親友である名張潤子は、ケイとともに「つぐみ館」を訪れる。ケイたちを待ち受けていたのは、彼女たちを招待した館の管理人である女性、もう1人の跡継ぎ候補と、そのボディーガードとして同行していた神恭一郎であった。不気味な館で次々と起きる不思議な事件の真相は。過去2作と異なり、ホラーの要素が強い。『スケバン刑事』に出てくる暗闇警視とそっくりの人物が、神の叔父として語られる。
  • 5枚目の女王(クイーン)(『mimi』1975年11月号)
    • 小沢亜弓は姉の自殺の原因を探るため、大東高校から若王子高校へ転校する。敵対する二つの高校のどちらもから孤立する彼女は、事件の真相に辿り着くことができるのか。シリーズ「風がめざめる時代(とき)」の第2話。神の他に岩田慎二、信楽老なども登場するがいずれも完全な脇役であり、登場シーンも少ない。
  • 神恭一郎白書(『花とゆめ大増刊ムフフ号』1976年)
    • 友人である岩田真二が語る神恭一郎の過去と現在。『スケバン刑事』の外伝として描かれたものであるが、第2部で語られる過去とは大幅に異なっている。

未発表事件 編集

  • マフェットお嬢さん事件
  • 地下街パニック事件
    どちらも「神恭一郎白書」で語られている事件。作者によるとストーリーはできていたが、発表する予定はないとのこと[1]

演者 編集

スケバン刑事における演者は以下の通り

生い立ち 編集

私立探偵以前 編集

4月19日、イギリスのロンドン生まれ。国籍は日本。4歳の時に日本へ帰国し、神戸に住む。高校2年のとき、両親が火事に遭って焼死。その死に不審を抱いた恭一郎は、幼馴染である鳴海聖良(セーラ)の父・大造を訪ねるが、そこで目撃したのは大造が聖良に薬物を注射している場面であった。恭一郎はそれを止めに入るものの、何物かによって気絶させられてしまう。恭一郎はニューヨークへ連れて行かれ、地下に造られている武器製造工場の建設要員に加えられた。そこで生きる術を覚えた恭一郎は、いつしか仲間を増やすとともに、鳴海大造が国際犯罪組織『』のボスであることを知る。神たちは工場からの脱走を企てるもわずかな仲間を逃しただけで捕えられ、鳴海大造によって視覚・聴覚を遮断するマスクを被せられ、ニューヨークの地下水脈に落とされてしまう(この仮面は後に『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』のモチーフの一部に)。地下で生き延びた神は2年半後、嘗ての脱走した仲間たちによって救出された。マスクがはずされた時、復讐に燃える『闇の虎』が誕生した。

神は暗黒街からの仲間の情報を元に『猫』のアジトを次々と殲滅し、遂にボスである大造を倒した。しかしその直前、大造の口からとんでもない事実が暴露される。『猫』の真のボスは凶暴化した聖良であった。実は大造が病気治療のために注射した薬物が、皮肉にも聖良のもう一つの人格を覚醒させてしまったのだという。それを知った恭一郎は変わり果てた聖良に戸惑いを見せるが、昔の優しかった幼なじみに別れを告げ、聖良を射殺。『猫』を殲滅した。

番外編で発表された『神恭一郎白書』とはかなり食い違う部分が見受けられる。オックスフォード大学入学やその後のスコットランドヤード特殊捜査官就任は、本懐を果たした後に実際に入学したか、もしくは裏の手回しによりニセの略歴を取得したと思われる。

スケバン刑事 編集

24歳の時日本に帰国し、私立探偵事務所を開く。その後、暗闇警視による学生刑事プロジェクトに参加。そこで幼い頃からの境遇が似ている麻宮サキと出逢う。初めはサキを学生刑事のテストタイプの一人としか見ていなかったが、次第にサキの燃える様な正義感や弱者への優しさに惹かれていく。サキもまた神のことを愛し始めていて、その影響は『炎の爪あと』で顕著に現れることに。

第2部で『』が復活したことを知り、サキたちとは離れて単独で行動、それを知ったサキとのすれ違いが続く。途中、『猫』に殺されかけて失明するが、その後は海堂美尾をパートナーに選ぶ。『猫』のボスが鳴海聖良の妹・碧子であることを知った神は、グランドスラム作戦で碧子と対峙。しかし碧子は祖父である信楽老の捨て駒に過ぎなかったことを悟った神は、真の敵・信楽老を倒すため、最後の拠点である梁山泊へ向かう。そこでサキと再会するも、信楽老の凶弾によって倒れ命を落とす。だが神の最後の銃弾は、サキと信楽老との戦いにおいて大きなアシストを果たした。

神の探偵事務所は、スケバン刑事第2部に登場した元内閣調査室ムウ=ミサが引き継いだ。

テレビドラマ版 編集

暗闇司令のエージェントとして登場。サキの学校帰りや夜分に不意に登場する事が多く、いつもサキが話を言い終わらさないうちに姿を消す。内経歴も全く違っていて(1956年生まれ。ユニバーシアード―ここでは外国の大学と思われる―で「国際法」「法医学」「捜査学」修得の後に1982年26歳の時に卒業、帰国。同年警察庁入庁) 、警視庁勤務の後に配属された、内閣機密調査室勤務の際に特命刑事のプロジェクトに参加したとされる。原作とは違い短髪で、またサキの事も原作の恋人関係ではなく妹のように思っていた。第1シリーズ最終回で同じく弟のように思っていた野分三平の危機を救うために海槌麗巳と対峙するが、逆に麗巳の銃弾によって命を落としてしまう。ドラマでの愛車は黄色のポルシェ・911

交友関係 編集

  • 西園寺京吾 - 短編「バラの追跡」に登場するキャラクターであり、親友。西園寺海運の社長。彼の婚約者であった海堂美尾は、後に神の探偵事務所の助手となる。
    • 短編「バラの迷宮」にも西園寺京吾と海堂美尾は出てくるが、作品の内容から上記キャラクターとは別人である。
  • 速水真澄 - 『ガラスの仮面』のメインキャラクターで、大学時代の親友。作者である美内すずえとのコラボレーション企画で誕生した設定。声だけではあるが、神も『ガラスの仮面』に登場する。
  • 岩田慎二 - 作者とそっくりな容姿の漫画家。神の友人であり、『スケバン刑事』を含む全ての作品で神と絡んでいる。漫画家でありながらも、「5枚の女王」では助手を務めている。また「左の眼の悪霊」に登場する名張潤子(16歳)は婚約者である。神の事務所に勤めていたスガちゃんとは、後に『怪盗アマリリス』で再会する。

脚注 編集

  1. 斎藤宣彦編『こんなマンガがあったのか!』(メディアファクトリー)、1999年、64頁


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